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History
​昇竜洞は、愛媛大学学術探検部の山内浩教授率いる調査団により、1963年7月16日に発見されました。発見当時の驚きを、教授は著書内で、”よく今まで自然の姿をそのままにのこしていたものだ”と記しています。
全長3,500メートルのうち、600メートルが一般公開されている昇竜洞。鹿児島県の天然記念物にも指定され、2017年3月7日には大山昇竜洞付近一帯が、国内34カ所目の国立公園として、『奄美群島国立公園』にも指定されました。
​沖永良部島の地下空間では今もなお、人々を圧倒するかのような美しさのまま、自然の神秘世界が永遠の時を刻んでいます。
昇竜洞入口

Highlight

洞壁を覆うように形成される鍾乳石のことを「フローストーン」と呼びます。
昇竜洞内のフローストーンは、壁一面を流れる巨大な滝が一瞬にして氷結したかのような美しさが壮観であり、その規模と発達は全国最大級です。

洞内にはフローストーンを始めとした多彩な鍾乳石が形成されており、色を変え形を変え次々に現れる見所に驚かされることでしょう。
銀すだれ
​昇竜神社
昇竜神社
洞窟発見時に見つかった二体の人骨を本洞の守護神として建立された神社
カーテン
音楽堂
天井から板状に発達した鍾乳石
リムストーン
リムストーン
田んぼのあぜの形に発達した鍾乳石
ケイブコーラル
ケイブコーラル
フローストーンの表面に発達している、サンゴの形をしたもの
​洞窟には少なくとも25種類の約300,000の鍾乳石(ストロー、石筍、石柱、フローストーン、リムストーンなど)が幻想的な形状を作り出しています。日本有数の素晴らしい自然造形の例と言えます。特に流水中のミネラル分が沈殿・堆積して形成されるフローストーンは、日本最大級の規模です。洞窟内の石灰石の大部分は変色しておらず、光が反射すると白く輝きます。
昇竜の鐘
魔法のダルマ岩
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